【偏差60論文経営学】自粛期間は経営学完成に向けた最高の準備段階

すやきの勉強法

すやきです。

夜中の緊急地震速報で飛び起きたけど特に何事もなく無事なすやきです。

経営学の勉強法について、すやきなりの提案を共有したくて記事にしています。個人的には好きな科目の一つだったので力入れて書きました。

ではいきましょう!

実際のところ経営学は後回しにするべき科目か

 

まずここから議論します。と同時にすやきの話も。

すやき的結論は、12月短答→8月論文なら後回ししてもしなくてもどっちでもよく、5月短答→8月論文なら後回し、という感じです。

まあなんせ経営学自体、公認会計士試験科目としては圧倒的に分量が少なく、イメージしやすく取り組みやすい科目だから重要度はどうしても低くなるだろうと思われます。

ちなみに、本番の経営学で総合偏差60をとったすやき(12月→8月)は、1月から受講を開始し、四月末に計算分野が完成、五月の論文模試でA判定を取っています。

それから計算C論点を抑え、理論はC論点まで、理論記述はB論点まで一言一句言える状態で本番に臨んでいます。

ただ計算C論点はやればやるほどキリがないし、その分重要度の高い部分の理解暗記が鈍くなり点数が落ちたっていうのはありました。

めちゃくちゃ偉そうに自慢したけど、何が言いたいかと言うと。。

経営学は、できて当然で、難しい科目と捉えちゃいけないのです。

短答式試験をくぐった貴方にとって経営学はチョロい

こう言うと、毎回すごい反感を買われるんだけど、このすやきでもできた身から言わせれば、

よっぽど管理会計論や簿記の方が難しい学問です。

経営学を苦手にさせる論点があるとすれば、

座標と二次関数と因数分解を使うところです。

世の中には、極度の算数数学嫌いの人がいます。どうしてもその匂いを財務管理の分野からかぎとってしまうのだろうと思います。

まず座標なんて、数字を二次元上でイラストにしたものです。ちょっとだけ理解してみようとすれば、こんな見やすくて便利な表はない。

二次関数と因数分解はみんな中学一年生でやってることの復習で、数学の一番最初に習うところ。ただ忘れているだけなのと、慣れていないだけ。慣れればすごく簡単なことに気づくと思います。

経営学で手っ取り早く点数が取れるようになるには、計算方法を理解して、問題集を何周もして、瞬間的に手が勝手に動くレベルにすることです。

本当にこれだけ。小難しい理解をいったん置いといて、慣れること重視の勉強をすれば、すぐに点数になるから実践してほしいです。

次に、理論【経営管理】について。

試験本番で理論問題集の記述がスラスラ言えることが条件

 

厳しいことを言っているようでしたが、理論問題集は、穴埋め問題は全てできて、暗記すべき記述の文言も重要度高いものは全部言えるのが望ましいです。

おそらく、大手予備校の講師の方は、ここまで強く言わないと思います。

でも僕が予備校講師と違うところは、

経営学をリスクヘッジの科目として捉えているところです。

試験直前の受験生の御守りになるものは、過去の自信や答練や模試の結果だと思うけれど、本番は本当に何が起こるかわからない。

だから、準備段階の段階で損失回避できる要素は享受しておかなければならないのです。

もう一つ言うなれば、

経営学は他の受験生と点差で突き放す科目じゃない

こと。経営学を租税法より比較的勉強しやすいと感じるのは自分だけじゃなく、答練で点数が高いのも自分だけじゃない。

とにかく、みんなできるものなんだ、わずかな詰めの甘さが点差を生んでいる

と捉えるのが経営学の正しい立ち位置だと思います。

話が外れましたが、理論、特に記述の暗記については、もう、上の空で最初から最後まで言えるか、一文ごとに言えるかどうかのテストをするに尽きます。

ちなみに僕は、勉強に飽きると友達と小石川古楽園で石段に座って問題を出し合っていました。リフレッシュは大事!^^

 

 

コロナ自粛期間、一日一時間で最高ランクへ!

何事にも言えますが、継続的に勉強できる人は記憶力と習慣を保ち、安定感を持って勉強する傾向にあると思います。

前述の通り、確かに経営学は直前にやるのがコスパいいでしょう。

でもそしたら、

コロナ自粛の今、暇になりません??

論文生の友達が多いのでなんとなく分かるんですが、

論文受験1回目の人ほど、なんだかんだ危機感を持って勉強していて、2回目以降の人ほどこの時期昼まで寝たり、三日勉強してないなんて言ってる知り合いもいました。

僕だったらせめて8時に起きて午前に計算科目を何かしらノルマ制にしてやるなあ。ハイボール買ってきて休むとしても15時かなあ。

 

こんな受験生の現状を見てると、詰めの甘いと言われる過年度生の合格率が低いのも納得できちゃうんです。

点数の差は、こういう日々の積み重ねで生まれている。そして将来的にも、こうして差が生まれる仕組みは続いていく。

こんだけ時間がある特殊な期間、僕が受験生だったら、一日一時間を経営学に充てると思います。詰めの直前期の準備段階として。

直前期に覚えることが少なかったら、残余時間は企業法や租税法に回すことができます。

今の時期に知識を蓄えて、絶対に回らなくなる直前期にタメを作りましょう。

とは言ってもほとんどの人は面倒と思ってやらないと思います。

今から意識改革できるような危機感の強い人が、僅差だとしても合格を勝ち取っていくことに、すやきはハイボール片手に期待してます^

suyaki

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1996年愛知県小牧市生まれ。24歳。 私立東海中高、慶應義塾商学部卒業。 公認会計士準会員・フロントエンドエンジニア。 受験期の生々しい体験談を記事にして...

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